本学報道部 文書改ざん ~土地買収問題で 捜査進む~

 本学報道部が昨年4月1日に本学所有地を破格の値段で買い取った事案についてまとめた文書に書き換えがあることが先月31日明らかになった。書き換えられた箇所は14にも及び、「これは問題である」と学内外から批判が強まっており、警察の捜査が続いている。




 始まりは昨年4月1日に当時報道部の編集長だった阿層多郎(あそうたろう)さん(当時、経・3)が本学片平キャンパスの南半分を2万円で買い取ったことだった。報道部の目的は取材拠点の拡大であるとしていた。その際、本学側の担当であった理事の春間藤(はるまふじ)氏が当時の総長、小井住順市朗(こいずみじゅんいちろう)氏にこの件について文書で報告した。

 その後、この件を不審に思った本学理事の一人、高野鼻(たかのはな)氏が昨年12月25日、総長に文書の開示請求を行った。それから1週間後の1月1日、春間氏は高野氏にビール瓶とデ○モクで殴るなどの暴力を振るい、同日、警察に暴行容疑で逮捕された。この事件の捜査の際に、春間氏が提出した土地の買い取りに関する報告書と開示請求で出された決裁書に相違点があることが発覚した。

 今回書き換えられていたのは購入の経緯についての部分で、現在の総長である阿部真蔵(あべしんぞう)氏やその夫人の飽絵(あきえ)氏、さらには春間氏など本学理事複数名の名前が消えていたという。誰が何のために書き換えたのかが捜査の焦点となる。この件に関して阿部氏は「これは春間が主導でやったに違いない。誠に遺憾!」と述べ、自身の関与は否定した。一方で高野氏は「これは春間氏の指示だけでやったこととは思えない。阿部氏や小井住氏が自身の関与した証拠を消すために指示したのだろう。国立大学法人に告発してやる」と阿部氏を追及する姿勢を明らかにした。高野氏に代表されるように学内外で阿部氏に対する批判が日に日に強まっている。

 その一方、報道部に対する批判も強まっている。現在の報道部編集長、破口穂宇(はくほう)さん(経・3)は「私は関与していないし、報道部は書き換えに関与しておらず、土地を買っただけだ」とし、書き換えへの関与を否定した。しかし、「この件に破口編集長や阿層元編集長が関与しているのではないか」との意見が多く見られている。

 「土地を2万円で買えるとは到底思えない。報道部から賄賂が存在し、報道部の要請で総長が動きそれを述べた部分が消されたのではないか。いわゆる忖度(そんたく)というやつである。報道部は関与を認めるべきだ」と評論家の富地井鹿男(ふじいろくだん)氏は見解を述べ、報道部を批判した。

 世間から注目を集める「報道部土地買収問題」とそれに伴う「文書書き換え問題」。解決に向けての捜査が期待される。

コメント

このブログの人気の投稿

仙台市にパンダ誘致 ~震災復興へ期待高まる~